こんにちは、石田淳です。

 

「習慣は大切」

「良い習慣を身に付けるべき」

「悪い習慣をやめたい」

 

もしあなたがそう考えているのならば……。

 

「良い習慣を身に付けたい」

 

そう考える人は多いでしょう。

 

世の中には、

「○○(成功者)の習慣」だとか、

「××になるための習慣」などなど、

「習慣」をテーマにした本が

たくさん出回っています。

 

「良い習慣が良い人生をつくる」

「良い習慣を身に付ければ成功する」

 

きっと誰もがわかっていることなのでしょう。

 

しかし、

「良い習慣を身に付けるのは、簡単なことじゃない」

と考える人もまた、大勢いるはずです。

 

だからこそ、本のテーマとして

「習慣」というものが取り上げられるわけですね。

 

では、良い習慣を身に付いている人と

そうでない人の違いは、どこにあるかといえば……。

それは「行動の違い」だけです。

 

しかし、ここで多くの人が勘違いをします。

 

「習慣が身に付く、身に付かないのは、

 性格の問題だ」

 

という勘違いですね。

 

「飽きっぽいから、

 せっかくやろうと決めたことが続かない」

「だらしない性格だから、

 ダラダラした習慣が身に付いてしまう」

 

などと考えてしまうのです。

 

しかし、物事の習慣化に

性格や精神力といった「内面」は

まったく関係ありません。

 

たとえばこのメルマガでも以前からお伝えしている、

「BBS(組織行動)セーフティマネジメント」。

このマネジメントが目指すものは、

「できて当たり前の〝安全行動〟を〝習慣化〟する」

ということです。

 

職場の危険を予知したり、危険行動を厳しく取りしまるのではなく、

安全な行動を取ることが習慣化できていれば、

危険は起こりえない、ということです。

 

では、この「安全行動の習慣化」ができている職場、

BBSが定着している職場は、

そこで働く人全員が「しっかした性格」や

「素直で根気強い人」ばかりだったということでしょうか?

 

もちろんそんなことはありません。

そこには

「安全行動を習慣化する」ための仕組み、

行動を続ける仕組みがあったということなのです。

 

「習慣化は性格とは関係ない」

 

このことを誤解されがちなのが、

子どもの教育において、です。

 

「うちの子は勉強が嫌い」

「やる気がないから宿題をしない」

 

子どもに勉強する習慣がないのは、

その子の「内面」の問題だと捉えられがちなのです。

 

もちろん、そんなことはありません。

ここでもまた「仕組み」があれば、

子どもは勉強する習慣を身に付けることができるのです。

 

そのことを知り、

良い習慣を子どもに身に付けさせることが、

親や教育者の役目といえるでしょう。

 

先週発売となった新刊

『気づいたらうちの子…勉強してる!~行動科学で勉強習慣をつける』(大和書房)は、

ずばり、

「子どもに勉強習慣を身に付けさせる」

ことをテーマに書いたものですが、

そこに書かれたメソッドの数々は、

ビジネスにも応用できるものばかりです。

 

なぜなら、それらはすべて

人間の「行動原理」に基づいたものだからです。