▼働き方改革は会議やダラダラ残業を減らすだけでは、何も変わらない
by 石田淳 2017年7月10日
流行, 社会情勢 0
■生産性を向上させる、あるいは残業を減らすために
一番重要なことは何だと思いますか?
それは人と仕事を分離させることです。
■多くの企業では、その人でないとできない仕事が多すぎるのです。
■そのため、
①できる人に仕事が集中してしまって
生産性が上がらない。
②仕事ができないのは、本人のモチィベーションが低い、
仕事に対する責任感が無い、などすぐに個人攻撃が始まる。
■僕は「会議をストップウオッチで計る」などといった、
子供だましの様な小手先のことで、
働き方改革を成功させるのは絶対に無理だと思っています。
■何よりも先に、仕事の標準化を推し進めて、
どの仕事も、誰でもができるように、仕事と人を分離して、
初めて生産性が上がっていくのだと思っています。
■言うは易し行うは難しですが、
やるときは今しかないと思います。
手遅れになる前に、マネジャーの方々は
まずは標準化の仕組みを確立させてください。

石田淳
株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者・社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事・ アメリカの行動分析学会 ABAI会員・日本行動分析学会会員・日本ペンクラブ会員 ・日経BP主催『課長塾』講師。 米国のビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジ。「行動科学マネジメント」として確立。
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