さ行
最適化モデル
目標関数の最適化、すなわち、例えば、目標変数が利益で示されていれば、その最大化、逆に目標変数が費用で示されていれば、その最小化をもたらす解、つまり最適解を誘導することを可能とするモデルのこと。
サービス
サービスとは、①それ自体価値を有するものとして販売されるものと、②財貨の販売にともなって、それに付帯して提供されるものとがある。購入者あるいは使用者に何らかの用役を提供するか、あるいは顧客への財貨の販売に合わせて満足感を与えようとするものがサービスの本質である。
シミュレーション
実験・訓練を目的とし、複雑な事象・システムを定式化して行う模擬実験をいう。
CIP法
企業や銘柄のイメージを測定する1つの方法で、単極の尺度を肯定頻度のパーセントで表わすものである。SD法が、親しみやすい、近寄りがたい、という両極性尺度であるのに対して、CIP法では、例えば親しみやすいという単極で示すものである。
社会学
人間の社会における共同生活を研究する学問で、そこでの、個人の他の個人に対する関係、個人の集団に対する関係、集団と集団との相互関係などが研究される。社会階級、リファレンス・グループ、および家族の問題がマーケティング研究に応用されている。
集団面接法
動機調査の中の1つ。調査者が複数の被調査者と同時に面接し、被調査者による集団討議を通じて被調査者の購買動機を把握しようとするものである。この面接法の特徴は、集団の機能、すなわち、人は1対1では話しにくいことでも集団内では比較的気楽に話せることや、1人では思いつかないようなことが集団討議を通じて可能となることが利点である。
人的コミュニケーション
あらゆるマーケティングの努力の目標は、長期にわたり、市場に対して欲求を充足する商品またはサービスを提供することで、有利に販売高を増加することにある。この目標を達成するために、個人、すなわちセールスマンによるコミュニケーションの流れのこと。
スケジューリング手法
1つの目標・スケジュールを達成する上で、複数の諸活動が必要とされる場合、それら諸活動の相互連関、時間的順序関係などを計画的に行う手法。
静学モデル
モデルにおける変数および変数間の関係の識別の仕方において、時間の要素を本格的に組み込まないモデル。動学モデルと対比される。静態モデルともいう。
ゼネラリスト
マネジメント論においてはスペシャリストと区別し、ゼネラリストを想定する。経営活動には、資本と人間、財務と労務の仕事がある。さらに、購買、製造、販売、事務などの行程が挙げられる。これらの仕事の分野はスペシャルな性格をもち、関わるのはスペシャリストである。
ゼネラル・スタッフ
経営規模の拡大にともない、最高経営や全般管理について助言的役割を果たすマネジメント機関はますます重要となってくる。このゼネラル・マネジメントに対する全般管理マネジメント機関ともいうべきスタッフを、ゼネラル・スタッフという。また、全スタッフを統一し、スタッフ本部として統合した場合にもこの概念を使う。
セルフ・サービス
商品陳列を顧客が商品に自由に手を伸ばせる開放陳列で、商品と顧客を直結せしめて販売員がその間に介在しない非対面販売方式のこと。スーパーマーケットの発達とともにわが国でも高度な普及を見た。販売員が介在して情報提供を行なう販売ではないゆえに、(1)それほど高度な説明を必要としない最寄品、(2)広告によるプレセリングの実施される有名メーカー品、(3)パッケージやレーベルに商品説明や品質明示が可能な商品、(4)その他一般にそれほど単価の高くない量産品、などが適する。
線型計画法
リニア・プログラミングとも呼ぶ数学的計画法。目的関数、および制約条件を示す各式が、1次式つまり線型(リニア)式のかたちをとる点で、ノンリニア・プログラミングと区別される。
線型モデル
数学的モデルのうち、変数間の関係が1次式、つまり線型式(liner equation)で示されるモデル。
総合管理
テイラーの科学的管理法は、工場の生産現場の作業を直接の対象として展開されたものであったが、それは企業全体からみると、生産という部分活動領域についての部分管理にすぎない。しかし企業の経営活動は生産のみではなく、購買、販売、財務、人事といった諸活動の領域があり、それらを総合した管理手法のことをいう。
組織論
組織に関する理論の総称。組織メンバーを受動的な機械と考える組織論。組織メンバーの態度、価値、目的に焦点を合わせ、組織メンバーの動機付け、コンフリクト、などを主要な問題とする組織論。組織メンバーの意思決定行動に焦点を合わせる組織論などがある。
損益分岐点
売上高と総費用がちょうど等しくなり、差し引いても利益も損失も生じない売上高をさし、費用と売上高の相互関係をいう。相互関係を見極めるためには、まず総費用を売上高の大小と関わりなく発生する固定費と、売上高の大小とか操業度の変化に応じて変動する変動費に区分し、損益分岐点の売上高は次のように示す(売上高をS、固定費をC、変動費をVとする)。 C=(1-V/S