
HOME > プロフェッショナルインタビュー > 日本ファイナンシャルアカデミー株式会社代表 泉正人氏

| 石 田: | 泉さんは2008年に『「仕組み」仕事術』という著作がアマゾンのビジネス書で年間一位となり、かなり売れたわけですが、その仕組みを作るメリットを教えてください。 |
| 泉: | まず、僕が考える「仕組み」の定義ですが、「誰がいつ何度やっても、同じ成果が出るシステム」と定義づけています。自分がやっている仕事を誰もができるようになれば、会社はうまく回っていくよね、という考え方が根底にあるんです。例えば部下の仕事を上司が全部やってしまうと、部下は全く育たずに、上司ばかりが多くの仕事を抱えて忙しい思いをすることになります。自分の仕事は自分にしかできないと考えずに、誰もができる、もっと言えば、誰もができるようにしなければいけないと思っています。ですから、「誰がいつ何度やっても成果の上がるシステム」を作って仕事をしましょう、ということなんです。 そしてそのシステムは「才能に頼らない」「意志の力に頼らない」「記憶力に頼らない」── の三つが大きな特長です。
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| 石 田: | 泉さんは今五つの会社を経営していますが、全くゼロから仕組みを作っていくためにはどうすればいいのでしょうか? |
| 泉: | 人が動くという前提ではなく、「仕組み」が動くという前提なので、誰もができる仕組みを作ることが最大のポイントです。 例えば僕も教育産業なので、教室がありますよね。室内の温度は何度に設定するとか机や椅子の並べ方、掃除のやり方、ペンの置き方に至るまで全部仕組み化し、さらにチェックリスト化しています。そしてチェックリスト化したものをアルバイトにやらせて、できなかったところを付け加えていきます。椅子がきちんと並んでいなかったら、椅子の並べ方がわからないということですから、椅子は三〇センチ間隔で並べる、という文章を付け加えます。それを繰り返すと非常にいいマニュアルが出来上がっていきます。できなかった人が悪いのではなく、伝えられなかった人が悪いんです。
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| 石 田: | そう考えること自体がすごいですよね。世間一般ではまだまだできなかった人が悪いと考える人が多いですからね。 |
| 泉: | 一人だと絶対続かないことがわかっているからです。継続させるために、チームを作ることと、もう 一つはプロのトレーナーに 付いてもらっていることが大きなポイントです。トレーナーは、間違った方向 に行かずに確実な成果を上げるために必要なんです。
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| 石 田: | ビジネスにおいても仲間を集めてチームを作ることはよくあるのですか? |
| 泉: | そのような仕組みを経営者は作らなければいけないのに、部下に「聞くな、覚えろ」と怒ってもできるはずがありません。覚えなくてもいい仕組みを作ってあげなければいけないのです。 仕事の能力を才能と意志と記憶力に頼っていても絶対ムラが出てきてしまいますから、すべて仕組みに働いてもらうようにすると、すごく楽になりますね。
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| 石 田: | 仕組みを作ったら、それを継続するために必要なことは何でしょうか。 |
| 泉: | ・・・・ |
| 石 田: | ところで、泉さんはお金の教育もしていますし、家計簿の本も出しています。今後は子どもたちに対してもファイナンシャル教育が非常に重要な時代になってくると思われますが、いかがでしょうか。 |
| 泉: | ・・・・ |
| 石 田: | 何歳くらいからファイナンシャル教育は必要だと考えますか。 |
| 泉: | ・・・・ |
| 石 田: | 企業の経営者にとって一番重要な役割は何だと思いますか? |
この対談の続きは、『月刊私塾界』2月号をお読みください。 |