小学校、中学校、高校、大学と学校というところから離れて、
もう何年もたちます。
それぞれの学校で恩師と呼ぶべき先生たちに出会えました。
担当の先生だけでなく教頭先生や校長先生にも
個性豊かな人たちがいました。
学校とは、先生という人と出会える貴重な場所と言えます。
いい先生も、悪い先生もいますが、
例え悪い先生であっても、反面教師として役立つことが
あるでしょう。私などは、印象が悪い先生のほうが
記憶に残っています。
(今振り返ると、わざと嫌われ役をやっていた先生も
いたんだ、と思う先生のほうが多いですが)
社会に出ると、先生に出会う機会が減ります。
政治家とか医者とか、それと自称先生とか
言う人とは出会いますが・・・・・・。
さて、先日こんな新聞記事を読みました。
教頭や校長など学校の管理職になりたがらない
先生が増えているといった内容でした。
ある地域では、教頭試験を受ける人が
減って希望すれば、ほぼ全員がなれるそうです。
また校長や教頭になった人が、
役職を離れたいということで降任制度を利用するケースも増えています。
なぜ先生たちは管理者を避けるのでしょうか。
学級崩壊や不登校、進学問題など学校は問題が山積みです。
さらに保護者からのクレーム対応や教師をまとめるという
職務内容などから責任を背負うのを拒否する傾向にあるようです。
先生は、学生たちを“指導”する技術は学んできたでしょうが、
同じ同僚である教師たちを“指導”することには
二の足を踏むようです。
学生を教えることができるから先生が先生を教えることも
できるだろうという安易な考えが蔓延しています。
学校という組織が効率よく運営されていくには、
管理職は不可欠でしょう。
今後このまま先生が管理職になることを
避ける傾向が続くようですと、学級崩壊だけでなく
学校崩壊する日がやってくるかもしれません。
実は、こういった問題は教育界だけでなく
一般の企業でも見受けられます。
管理職は、責任を負うという面だけでなく
部下を指導するという役割も担います。
この“指導”するという行為を面倒に思う人が多いようです。
私たちは、リーダーを育てる仕事をしていますから、ビジネスチャンス
ではあります。ただ、国家にとっては良いことではありません。
リーダーになるには、ちょっとしたコツがあるんです。
そして、リーダーになることで今まで味わえなかった充実感と満足感があります。
それを管理職になりたがらない先生たちに教えてあげたいものです。