■先日研修が行われたベルサール神田が
あるあたりは古本街で知られています。
最近はチェーン展開の大型古本店が増えて,
街の小さな古本屋さんが消えつつありますが、
神田神保町を歩くと昔懐かしい古本屋さんが
残っています。
■とはいっても映画専門書店であったり,
歴史書だけを扱っていたりと、個店としての
個性を持つ事で生き残っているようです。
長年の実績と経験だけでは、多様化する
価値観を持つユーザーを満足させ続けるのは
難しいのかもしれませんね。
■明治飼糧株式会社様は、明治乳業グループの
配合飼料製造会社として設立されて半世紀以上に
わたって養牛用飼料の製造にたずさわってきました。
わが国の酪農・畜産業に多大な貢献をしてきた企業です。
昨今は農業の転換期を迎え、この分野への注目は
より高まってきています。
■7月10日に3回目の研修を行いました。
もともと、1回目、2回目の研修は
リーダーと一般社員と2つのグループにわけて
行ってきたのですが、今回は一般社員の第3回目。
■一般社員は当然人数も多いので、3班にわけての
研修でした。大げさな表現ではなく、
北は北海道から南は九州までの
営業所から東京に集結し大規模な
営業研修。私も正直こうした大きな
研修は久々で気合いが入りました。
■1回目(一日目)は,行動科学マネジメントの基礎知識編。
2回目(2日目)は,営業に特化したピンポイント行動に
ついて研修しました。
3回目の今回は、前回の2回目(2日目)研修を実施した
成果発表と振り返りをメインに行いました。
①5月上半期から6月上半期までと、
②6月上半期から7月上半期の売上集計表が
前日に届きましたが、29%の営業成績アップが確認されました。
なぜ売上げは、アップしたのか?
■明治飼糧様では、顧客を大きく5つのランクに設定ました。
今回のメインターゲットは、取引額が少ない顧客及び
新規顧客で、目的はもちろん拡販。
■全体のセールスステップの確認を行った上で
ひとつひとつを行動レベルで掘り下げ、
ピンポイント行動を明確にする作業です。
仕事になれてきた人の成果が
いまいちふるわなくなってくる原因の多くは、2つ。
■“慣れ”と“フィルター営業”。
“慣れ”については、原点回帰が一番の解決方法。
そこでするべきことは、営業先への
訪問目的を明確にすることでした。
訪問前に事前に話す内容を準備するようにします。
実際に相手を想定したシミュレーションをしたりもしました。
■“フィルター営業”は、自分のものさしで
“このタイプの人は、最後には買わない客だ”
“この顧客はまだ買おうとしてないだろうな“
と自分の物差し(フィルター)で判断し、
営業活動を完結しない営業です。
■そこで、新規開発を例にとり、
”行きたい、行きたくない、契約とれそうだ、
契約とれないだろう“にかかわらず、
1か月のスケジューリングをきめてしまい、
営業活動完結の徹底を行いました。
そして、BtoBの基本である、
アプローチするキーマンを
はっきり認識する事を徹底しました。
それらに基づいて営業活動が行われました。
その結果が、売上げ29%アップです。
■たぶんこれらのことは、すべての営業に
関わる人ならばわかっていることで,
当然のことばかりでしょう。会社によっては、
営業研修で徹底されたり,
新人時代に叩きこまれてきたことでしょう。
今回の明治飼糧の営業マンも
ほとんどの人がわかっていたことだったでしょう。
■ところが、彼らは、こういった一連の営業活動の
基本を続けてこれなかったことに問題があったのです。
長年ルーチンワーク的に仕事をやってきたことで
見落として来たことが多々あるのです。
“慣れ”の恐ろしさです。
■行動科学の基本にある継続の重要性、
それを実感させられます。
私自身も、数々の研修に関わってきて、
いつもの同じ作業をこなしているだけではないかと
恐れています。受講者は一人一人が違います。
各人に応じたオンリーワンの研修ができるように心がけています。
明治飼糧株式会社様HP