
HOME > 行動科学マネジメント松尾淳一ブログ > ニュースから > 鳩山内閣と「一票の格差」

民主党圧勝に終わった衆議院議員選挙から、早いもので一ヶ月。
鳩山内閣が発足し、政権交代が実現しました。
今回の総選挙でも問題になったのが「一票の格差」。
毎回選挙のたびに憲法違反だとして裁判になっていますが、
最高裁は、07年夏の参院選に対して行われた裁判で、
「選挙制度の仕組み自体の見直しが必要」と抜本的な改正を求めています。
問題は「小選挙区の区割りが人口分布に比例していない」ということですが、
「ゲリマンダー」という言葉をご存知でしょうか?
ゲリマンダーとは、選挙において特定の政党や候補者に有利なように、
選挙区を区割りすることをいい、本来的には、その選挙区割りが
地理的レイアウトとして異様な場合をさしていいます。
日本では鳩山由紀夫総理の祖父・鳩山一郎が
1956年に作った公職選挙改正案が、与党に有利な制度を導入しようとしているとして、
「ゲリマンダー」ならぬ「ハトマンダー」と批判され、廃案になったこともあります。
下の図を見てもらうと、丸の数は同じであるのに、線の引き方によって
3つの選挙区で青が勝利し、赤は1区だけしか勝てないよう操作をすることができます。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
ビジネスや勉強に置き換えれば、どの分野でも一番を目指すよりも、
やらなくていいことは徹底的に排除したり、苦手分野は捨てる(人に任す)ということも戦略の一つ。
すべての分野に100%の力を入れてしまっては、時間も気力も足りなくなってしまいます。
休憩時間の配分ひとつとっても、線引きによって効率は変わってきます。
一度、自分の行動を分析し、最良の「線引き」について見直してみてはいかがでしょうか?
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