
HOME > 行動科学マネジメント松尾淳一ブログ > 2010年6月

サッカーワールドカップで決勝トーナメント1回戦で日本が惜敗した。
WBC、オリンピック、ワールドカップ、など世界的スポーツの祭典は、
新しい形のナショナリズムをスポーツを通して感じることができると思っています。
日本人が、世界レベルのパワーとスピード、スキルを身につけるのは難しく、
WBCでもそうだったように、
あくまで「日本型」を貫く、日本の良さを120%出せた試合の方が、
観客を魅了し、おのずと成果もついてくるものが多いと思っています。
弱みを捨てて強さに焦点をあてること。
ドラッカーの言うstrengthであり、
行動科学マネジメントのピンポイントがこれにあたります。
今回のワールドカップでは2つの strength が日本躍進の要因にあったと思っています。
1つめが、
”攻め”という弱みを捨てて”守り”という強さに特化したということ。
タクティクスの選択が見事に機能したのでしょう。
”守りながら攻める”のではなく、”守りと攻めの切り替えを決める”
そして、もうひとつの日本の強み。
それが”団結力”だったのでしょう。
スポーツでは、一流の選手の一流の個人技がフォーカスされることが少なくありません。
サッカーもその点は否めないでしょう。
体格的にも小さな日本人が世界と戦う。
そのためには、個々の能力を越えた成果をチームとして発揮する必要があります。
「サッカーはチームプレーであることを証明しよう」
とは岡田監督の言葉。
ブラジルから帰化したトゥーリオ選手が、試合前の国歌斉唱の時に肩を組もうと提案をしたり、
コーチ、監督、控え選手を含め円陣をつくったり、
ブブゼラの音にかき消されながらも、試合中に監督、選手で頻繁にコンタクトをとったり、
そういった、「チーム」としての意識は、
出場しているどのチームよりも非常に高いものがあったと思っています。
「チームの条件」
1、チーム全員の長所を全員が理解し活かす環境があること。
2、失敗したときに個人の責任とせずにチームの責任であると自然と考えられること。
日本サッカーにチームの見本を見せられたような気がします。
パラグアイ戦の後の岡田監督の一言。
非常に印象に残りました。
「われわれのサッカーというのは、レクリエーションでなくて、勝ち負けのあるスポーツ。
ということは、結果として勝たないと、やはりいけない。
通用したかどうかというのは、やはり結果で答えないといけないと思っています。
その意味で、やはりまだ足りなかったという感じが残っています」
結果によって、正しいかどうか、通用したかどうかが証明されます。
日本のチームワークが世界一であるということを是非、サッカーでも証明して欲しいと思っています。
ビジネスも一緒ですね。
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30歳を過ぎたら、人の弱みは直るものではないと言われます。
ですので、20代の「行動力」が非常に大事で、
いろんな経験をし、
いろんな壁にぶち当たり、
いろんな能力を身につける、
といった様々な経験をスピード感を持って行うことが重要だと言えます。
20代の時期にどれだけ助走したか、
水面下でどれだけ足かきをしていたか、
が、
その後のジャンプに必要な基礎力を育成するのです。
先日、お伺いした会社では、
45歳のマネージャーと30代以上のマネジメントについて
ついつい長話をしてしました。
Build on your strengths !
ドラッカーの言葉です。
強みを伸ばし、弱みを捨てる!
大事なことは、
①弱みを捨てる
②強みを伸ばす
という順序。
民族の特質からか日本人は欠点を直すことにウエイトを置きがち。
自分の欠点、
部下の短所、
チームの弱点、
会社の未達成目標、…
全員が同じ力を身につけ、
最強のチームをつくることを目指してしまいますが、
全員が自分の長所を伸ばすことができれば、
今いる人材での最強のチームがつくれる訳です。
特に30歳を過ぎると、
専門性を高めていなければ、
自分の欠点に目が行きがち。
2010年ももう半分が終わります。
自分の長所、部下の長所、是非、振り返ってみてください!
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カウンセリング。
広義では、専門的な問題に対しての相談を指し、
狭義では、心理カウンセリングを指します。
行動科学マネジメントでは、メンタリング、コーチングとは異なり、
行動に焦点をあてたカウンセリングを行います。
スキナーは、
「人間が行った行動に対してご褒美が与えられると、
その行動が起こる確率は高くなる」
という原理を発見しました。
この原理は、極めて当たり前のことです。
しかし、この原理をビジネス、教育に正しい形で応用している組織は
非常に少ないのが現状です。
また前回のブログでも触れましたが、
問題行動は現場で起きています。
その問題行動への迅速な対応が重要になってきます。
すなわち、上司と部下との対話、カウンセリングが非常に重要になってくるのです。
・どんな行動を増やし、
・どんな行動を減らすのか?
を常に考えるのです。
心理学者のカール・ロジャーズは、
患者のことを、patientではなくクライエントと称し、
カウンセリングを重要視しています。
パーソナリティをどれほど重視するかは異なりますが、
個人の成長のためにカウンセリングが必要だという点は共通点です。
ビジネスにおいても、
あらゆる人にカウンセリングは必要。
特に、上司たる人物は、
部下のカウンセリングを行い、現状、悩み、問題点、を継続して把握していく必要があるのです。
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行動科学マネジメントは、
行動分析学、行動心理学などを基に、日本のビジネス、教育界にアレンジを加えた手法。
学術的な考えだけではなく実践で使える(使いやすい)ノウハウとして体系だてたメソッドと言えます。
多くの企業経営者の方と話をしていると、
「問題が多すぎて、何から取りかかっていいのかが分からない」
ということをよく耳にします。
問題が多岐に亘っているため問題解決の糸口が見つからない、
という大きな問題が企業を襲っているのです。
そうなってしまうと、
・営業部隊が弱いのか
・営業部隊のリーダーの成長が必要なのか
・管理部門の体制を整えるべきなのか
・査定の仕組みを作るべきなのか
・そもそも商品戦略が間違っているのか
などの問題に優先順位をつけることが困難になってきます。
そういったときに大事なことは、現場に目を向けること。
ビジネスも教育も問題は現場で起きています。
現場とお客様との接点をみる、分析することが重要になってきます。
ただ「みる」にも、
いろんな視点があり、
「見る」
「観る」
「診る」
「看る」
「視る」
どのレベルで「みれる」のかが現場分析をするマネジメントの重要な要素の一つだと言えます。
・過去からの成長
・あるべき目標とのギャップ
・競合他社
・顧客の期待水準
「みる」ときの基準は多様です。
多くの視点を身につけて働きやすく成果の上がる環境を整えていくことが
マネージャー、リーダーの重要なスキルなのです。
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