
HOME > 行動科学マネジメント松尾淳一ブログ > 2010年1月

「wrong」 か 「true」 か という二者択一の基準で
物事を捉える人がマネージャー層にいると、
その組織はうまくいかないという話があります。
ひと昔前は 「一億総中流社会」 と呼ばれており、
日本はいたってマイノリティに冷たい社会と言えるでしょう。
しかし今後は、就業形態ひとつとっても
ライフスタイルや、労働に対する意識の変化などによって、
多様化していくことは目に見えています。
「みんなが違って当たり前」 (different) と考えていくべきでしょう。
実際、新入社員や非正規社員とのギャップを埋めるために、
「行動レベルでの共通言語をつくる」ことが、
私たちの重要な業務の一つとなっています。
幅広く性質の異なる人材をうまくマネジメントし、
それぞれの持ち味を最大限に引き出すことができるか。
これが今度の企業経営の成否を左右するのではないでしょうか。
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先日、1月10日の110番の日にちなんで、
110番の適正利用を訴える記事が掲載されていました。
「ゴキブリを殺してほしい」「ガス欠で立ち往生している」といった相談や要望などで
110番通報をするケースが多く、
県警は「本当の緊急事態に対応できないケースも出てくる」と適切な110番利用を呼びかけています。
なかには、緊急性がない事案での通報が、全体の30パーセント近くを占めている県もあるよう。
110番の問題だけではなく、近頃では、
「モンスター○○」という、理不尽な要求をする消費者や親も増えていると聞きます。
個人的には、何らかの対応をしてしまうことによって、
彼らの要求が、よりエスカレートしてしまうのではないかと感じています。
行動科学的な視点で言えば、たとえば、
子どもがお菓子を買ってほしいと売り場で泣いている、
なぜ子どもはそんなことをするのかと言えば、
それは、以前に買ってもらった経験があるから。
行動科学では「強化」と呼びますが、
「泣けばお菓子を買ってもらえる」という意識があれば、
その「行動」は増える一方です。
大事なことは、「基準」を設けること。
要求があるたびに対応に苦慮するのではなく、
基準を明確化し、毅然とした態度で接することが
重要なのではないかと思います。
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受験の季節ですね。
みなさんの周りにも、センター試験を受けた方、これから試験を受ける方がいるかもしれません。
長い受験勉強の間には、落ち込んだり、めげそうになったり…と、
周りで見ていて、何ができるか思い悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
基本的に、人が他人に対して影響を与えられるのは、
「言葉」と「行動」の2つしかないと言われています。
人は言葉や行動によって、励まされたりも、傷つけられたりもします。
しかし、家族や恋人などには、長く時間を過ごしている“慣れ”から、
無意識的に言葉を使ってしまいがち。
特に、職場などで、上司や部下などの上下関係がある場合、
最初に相手のことを慮っていた気持ちは、いつのまにか消滅してしまい、
言葉によって相手がどんな気持ちになるのか、考えが及ばない状態になることも多いようです。
頑張っている受験生だけではなく、
いつもそばにいる家族や、仕事を手伝ってくれる仲間にも
その人の立場にたった言葉がけをしていきたいものですね。
さて、「ことばのサプリ“メッセージ・ボトル”キャンペーン」という映画のキャンペーンを見つけました。
イチローなど各界の有名人のほか、見知らぬ人がサイトに訪れた人を励ましてくれるそうです。
一度、覗いてみてはいかがでしょうか?
あらためて、言葉の重要性を感じるきっかけになるかもしれません。
■映画『ラブリーボーン』。「ことばのサプリ“メッセージ・ボトル”キャンペーン」
http://www.cinematoday.jp/page/N0021648
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弊社代表 石田淳のブログでも紹介していますが、
日経ビジネスAssocieで、半年にわたって連載を行います。
タイトルは “マラソン挑戦で学ぶ「継続の仕方」”
マラソンは、野球やサッカーなどと違って、
コツコツと努力を積み上げることによって、必ず上達が確認できるスポーツ。
誌面では、練習を継続するために、「行動」に着目し、
望ましい行動を自然に続けられるような環境づくりについて
紹介しています。
望ましい行動を増やしたいときのポイントには、
■行動の補助を作る(練習予定を手帳に書く・サポーターを作るなど)
■動機づけ条件を作る(その行動の必要性とメリットを書き出す)
■行動のハードルを低くする(思い立ったらすぐに実行できるようにする)
などがあります。
このポイントは、マラソン以外にも応用が可能。
成功体験を短期間で身につけ、人として習慣を身につけるきっかけにもなります。
今回は、読者の中から選ばれた7人のメンバーが、
6月に北海道で行われる千歳JAL国際マラソンに挑戦します。
彼らは、完走することができるでしょうか。
継続するには、サポーターの存在が重要。
みなさんも応援をどうぞよろしくお願いします!
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広告の効果がないと言われる世の中ですが、
「自分ごと」という言葉が気になって読んでみました。
■『「自分ごと」だと人は動く ~情報がスルーされる時代のマーケティング~』
情報に溢れかえる現代において、人々は“情報を無視する術”を身につけたといいます。
どこからか送られてきた情報が自分と関係があって、有益だと判断されなければ
心の扉はしまったまま、「スルー」されてしまいます。
著者が見つけたのは「自分ごと」というキーワード。
うまく「自分ごと」にしてもらえれば、
その後は、試してもらえたり、買ってもらえたり、ファンになってもらえたり・・・と
行動へと変化していきます。
何事においても「他人ごと」の意識では、自発的に取り組むことは難しいでしょう。
マーケティングはもちろん、
人を動かす方法について具体的に紹介されており、
上司やリーダーと呼ばれる方たちにもお勧めしたい一冊です。
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“営業マンの2人に1人が、「営業職を辞めたい」と考えている” という記事が
掲載されていました。
■東洋経済オンライン
http://news.toyokeizai.net/business/management_business/detail/AC/bc28be2c1221995ddc9385336799dbf5/
産業能率大学が、全国の営業職に就いて5年以内の営業担当者500人を対象に調査を実施したところ、
「営業の仕事を続けたくない人」は約半数の47%という結果が出たそうです。
辞めたい理由は「不景気で売れない」、「利益達成のノルマが厳しい」など。
記事では、「不況のため、頑張っても売れないということが営業職を嫌うことにつながっている」と
分析しています。
企業では一般的に、売り上げを上げたとか、新規顧客を獲得したといった「結果」を褒めるかと思います。
しかし、社員が結果を挙げるまでには時間がかかりますし、この不況下ではなおさらのことでしょう。
行動科学マネジメントでは、「結果」ではなく、結果に到るまでの「行動」に焦点を当てます。
これが従来のマネジメントともっとも大きく違う点。
結果に直結したピンポイントの行動ができたら、そのことを褒めるのです。
行動を認めることができる環境かどうか。
これが自信をつけて仕事に前向きに取り組むか、勤労意欲をなくして退職するかの別れ道と言えます。
結果に直結する行動を身につけさせるためには、
成果以上に「成果に向かって行動したことを認める」姿勢が大切なのです。
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明けまして、おめでとうございます。
新年を迎えるというのは、気持ちを新たにできる良い節目ですね。
「一年の計は元旦にあり」とも言いますし、
新しく一年の目標を立てられた方も多いかと思います。
「今年こそは」という目標のある方、
ぜひ、石田淳監修「続かない女のための続ける技術」を読んでみてはいかがでしょうか。
■続かない女のための続ける技術
いつでも誰でも簡単に実践できる「続ける技術」を
コミックエッセイでわかりやすく紹介しています。
「続けるコツ」には2つあります。
■1つ目は、自分に甘くすること。
■2つ目は、おジャマは消すこと。
挫折の原因は、「今日やらなくてもいいや」とか、
「明日まとめてやろう」といった言い訳をする自分に負けて起こります。
自分に甘くするというのは、自分をご褒美で釣ったり、うまくごまかしたりして、
言い訳する自分を手なづけるということなのです。
しかし、言い訳する自分は、ジャマがあると負けてしまいがち。
続けたいことを妨げるようなものは、潔く隠してしまったり、発生させないようにしましょう。
また、「2週間続いたらこれを買おう」というように、
おジャマを逆手に取ってご褒美にしてしまうというのも一つの手です。
シンプルですが、この2つのコツさえつかめば、続けることは難しいことではありません。
最近では、この本をきっかけに女性の方も
行動科学マネジメントに興味を持ってくださり、嬉しい限り。
これからも、行動科学マネジメントの考え方を多くの人に伝え、
みなさんの目標が達成できるよう、お手伝いをさせていただけたらと思っています。
本年もよろしくお願いいたします!
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