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2011年09月23日
September

▼古典がいま一番読んでいて、楽しい。

 
 
 
■いつもカバンには、
本が2、3冊入っていて並行読みをしていますが、
最近は、専ら古典を読んでいます。
 
 
 
■久々に読むこれらの賢者たちの本には、
さまざまな気づきがあり、
読後感の気持ちよさも格別です。
 
 
 
■たとえば、
まったく時代がバラバラな下記の3冊。
 
まずは、『荘子』
 
言わずと知れた名言、
 
“無用の用”
(一見役に立たないと思われるものが、

実は
大きな役割を果たしている)

 
“来世は待つべからず、往世は追うべからず”
(現在の苦しみから逃れるために未来をあてにしてはならず、
過去の思い出にひたって自分を慰めてはいけない。
現在を直視し、現在を精一杯生きることが人生である)
 
 
本当にその通り。
しかし頭ではわかっていても、
実践するのが難しいんですよね。
常に忘れずにいたいことばです。
 
 
また、能の芸と理論の大成者だった
世阿弥が著した『風姿花伝』
 
 
“秘すれば花なり。秘せずば花なるべからず”
(花とは能の神髄であり、
それを秘密の奥義としておくところに花の値打ちがある。
そうすれば観客は予期しない感動を覚えることになる。
花を悟らせてしまっては効果は期待できない)
 
観客を満足させるためには、
客観的な視点が不可欠。
セルフブランディングの
基本をなす考え方でもありますね。
 
 

それから、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』

 
 
“われわれは見えないものを考えるには及ばぬ。
見えないものは無いものであるとする”
(日本人の美意識は「陰翳」であり、
何もかもあからさまに見ようとするのは、
陰翳の持つ美を損なうものである)
 
長く生き残ってきた古典には、
さすがに深みがあります。
 
 
時代を経ても変わらない言葉。
いまに響くフレーズ。
 
 
すばらしい古典の共通点は、
常に斬新さが感じられるということ。
だからこそ世界に通じるのでしょう。
 
 
 
■仕事に直結するようなビジネス関連本の合間に、
ゆっくりと古典に触れるものもおすすめです。
秋の夜長に読んでみてはいかがでしょうか。
 
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