■先日NHKで放映された
■現在35歳の人たちを切り口に、
今の日本の問題点を探る内容で、非常に興味深いものでした。
■35歳といえば、第二次ベビーブームに生まれた団塊ジュニア。
高校時代にバブルが弾け、就職氷河期に直面した年代です。
そして、これから社会の中核を担う世代。
■番組では、
「夫の給料が大幅にダウンし、3人の子どもを育てながら
週5回の深夜バイトをしている妻」や
「15種類もの資格を持ちながら正社員になれず、
“結婚”というあたりまえの幸せをもあきらめる男性」
などの生活を通してリアルな現実と問題点をあぶりだしていました。
どの人たちも真面目に生きているのに“ごく普通の生活”が
送れずに不安を抱えている。深刻な問題を見せつけられました。
■もはや、団塊世代の親たちと同じ考え方、生き方は望めず、
変えていかざるを得ない時代。親世代のときのように、
年齢とともに年収が上がるということもないでしょうし
(むしろ下がっていく可能性大)、年金もどこまで保証されるか不透明。
また、グローバル化はますます進むので、低賃金でやる気のある
諸外国の人々が身近なライバルに。
いわゆるアメリカ型の競争社会のようになっていきます。
■非正規社員だけでなく正社員も危うい「大失業時代」。
そんな時代に翻弄されず、たくましく生きていくには
どうすればいいのでしょうか。
■まず言えることは、「環境に適応する力」をつけることだと思います。
ビジネスでも、そして生き物の世界でもそうですが、
長く生き残るためには、たくさんのお金があるとか、ただ単に強いとかではなく、
「環境に適応する力」があるかないか。
それには、時代を見据える確かな目が必要であり、これまでの経験や
体験だけに頼ることのない柔軟な思考が必要になってくるのです。
悲観するでも楽観するでもなく、そういった力を粛々と付けていくことを
私自身、行っていきたいと思っています。
石田 淳