
HOME > 行動科学マネジメント石田淳ブログ > ポイント > ▼PISA(ピサ)型の学力

■先日、ある教育シンポジウムで元杉並区立和田中学校校長の
藤原和博さん
http://www.yononaka.net/
の講演会を聞きました。
リクルートから転身して公立の校長を務め、
現在は、本の執筆をはじめ大阪府教育委員会特別顧問など
多くの場で活躍されています。
■そんな藤原さんが提唱された、いわゆる和田中方式と言われている
さまざまな取り組み。
私は以前から関心を寄せていました。
■たとえば、大手学習塾と中学校が連携して課外授業をする
『夜スペ(夜スペシャル)』や、土曜日の午前中に生徒たちが自習し、
それを地域のボランティアの人たちがサポートする
『ドテラ(土曜寺子屋)』。PTAの新しいあり方などです。
■今までの公立中学校では考えられなかった革新的な教育システムを
次々に実践されています。
■講演会では、そんな斬新な教育システムの取り組み事例や、
“中学生に生きた社会科を学んでもらうためのユニークな授業”
である『よのなか科』になどについて具体的な話を聞くことができました。
■なかでも、興味深かったのは
『PISA(Programme for International Student Assessment)型』の学力
について。
■PISAは国際的な学習到達度調査の略で、「考える力」を測ることを
主な目的にしていて、思考力や応用力が必須となります。
■日本人は、答えのある問題について答えを出すのが得意ですが、
逆に答えのない問題に対して、考え方をまとめたりするのは苦手です。
そんな問題をどう考え、自分の意見をまとめて、
まわりの人に納得してもらうかという高度な力が
これからは必要だと藤原さんは言います。
現在、私立中学を含め大学入試ではこのようなタイプの
問題が出題されることが増えてきました。
■まさに“社会に出てから使える力”とでもいいましょうか。
PISA型の学習は生きている教材とも言えます。
ビジネスも答えのない”生き物”。
よってPISAはビジネスの思考のトレーニングになります。
ビジネスパーソンのみなさんも機会があれば、
ぜひ取り組んでみてください。
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